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1/26放送の『THE突破ファイル』で学んだ【21坪の旗竿地に建物価格1600万円】の家の建て方!

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こんにちは!おうちブログです♪

今回は2023年1月26日(木)に放送された【THE突破ファイル】の内容をもとに、変形敷地に狭小住宅を建てたい場合、どんなアプローチの方法があるのかをお伝えしていきます。

私自身すごく参考になりましたし、何より注文住宅の考え方が広がりました✨

低予算でも注文住宅が建てたい!という方はぜひご覧ください♪

 

 

 

番組の内容について

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まずはテレビの出演者の家族が、どんな条件で家を建てたいと依頼していたのかをお伝えします。

どんな土地?大きさは?

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依頼者の所有していた土地の形は旗竿地(はたざおち)。元々広い土地を分けて売る際にできる、いわゆる変形敷地のことを言います。

正方形や長方形の土地が整形地(せいけいち)と言われ、家も建てやすい事から値段も高いです。

旗竿地は整形地に比べると土地の形が歪な分、土地価格は安くなります。テレビの中でも旗竿地という事でその地域での相場よりも3割も土地価格が安かった、と話していました。

しかし旗竿地は家に囲まれた奥まった土地になりやすく、周囲を隣家で囲まれることから日当たりが悪くなることがあります。

どのように日射取得をするかを考える事も大切になってきます。

そして番組で紹介されていた土地は21坪の旗竿地でした。旗竿の部分の土地が6坪ほどだったので、家を建てる敷地面積はなんと15坪ほどになっていました

家づくりにおいての要望は?

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これがなかなかの要望でした。箇条書きにしてみます。

  • 明るいLDK
  • 広い子ども部屋
  • 夏は涼しく冬は暖かい快適な家
  • 趣味部屋のスペース確保
  • 広いバルコニー
  • 大容量の収納
  • 家族みんなで寝られる寝室

が挙げられていました。冷静に考えたらかなり無理があります。狭小地にこれだけの要望を叶えるには、どう作るかを考え抜かないと全ては叶えられません。。

予算は?

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これだけの要望をこの難しい狭小地で建てたいとして、更に建物価格の予算は1600万円との事!土地が安く買えたとはいえ予算オーバーだったようで、建築費はそれ以上は出せないとの事でした。

狭小住宅の平均予算は約2500万円です。なので相場よりもかなり安い価格でつくってほしいという要望でした。

15坪の土地で予算も厳しい…。要望は叶うんだろうか…。

 

 

狭小住宅でもアイデア次第で要望は叶う!

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シンプルに規格どうりにつくるほうが建物価格は抑えられます。
例えば狭小地、旗竿地に合わせて家をつくってもらうほうが価格は高くなると思います。
もしかしたら「我が社では建てる事ができません」というハウスメーカー工務店もあるんじゃないかと思います。

しかし、放送内の設計士さんは1560万円という価格で建物価格をはじき出しました!!どのように設計したのか、そのアイデア満載の設計をご紹介します!

その土地の法律上の制約は?

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建ぺい率と容積率

放送での土地の建築基準は建ぺい率60%、容積率200%となっていました。

家を建てる際には建ぺい率容積率というものがあり、21坪の土地だからといって21坪ギリギリまで使って家を建てることはできません。

風通しや日当たりの確保、防火や景観維持のため建ぺい率は地域ごとに定められています。建ぺい率の計算式はこちらです☟

建ぺい率=建築面積÷敷地面積×100】

建築面積とは建てる家の一階の床面積のことで、敷地面積とは購入した土地面積のことです。

容積率敷地面積に対する延床面積の割合を指しています。延床面積は三階建てなら一階、二階、、三階の床面積の合計となります。

今回の物件は容積率200%が上限なので、60%×3=180%となり、容積率だけ見れば3階建ても可能です。

北側斜線

しかしその依頼者の所有する土地の地域は第一種中高層住居専用地域でした。

番組内で分かりやすく言い換えていたので引用させてもらうと、その地域は『落ち着いた暮らしを提供するエリア』に属する場所でした。

中高層住宅のための地域で日当たりや日陰などの制限が厳しいエリアなので、北側の家に当たる日差しを遮らないよう一定の斜線より上に建物を造れない北側斜線という制限がありました。

このように街づくりにおいては住居・商業施設・工場などの建物が乱立しないよう地域ごとにルールを規定しているのです。

実際にその要望で家を建てる手法!

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1. 天井の高さを法律で決められている最低ラインの2.1mに

通常は天井の高さは2.4mですが、それを法律上可能なギリギリの2.1mにして全体の高さを抑えました。

天井が低くなると圧迫感がでますが、そこを『あらわし』という、天井の板を張らずに梁をむき出しにする手法で圧迫感を解消しました。

2. 一階は床を張らず土間にする

そして更に一階は床を張らず土間にすることで、更に高さを抑えました。
床を張ると地面から50㎝は高くしないといけないが、土間にすることで更に高さを抑えました。

ゾーニングではこの一階が《趣味部屋》と《家族みんなで寝られる寝室》となりました。

3. 屋根は三角形にして透明な板を張る

そして屋根は三角形の形にすることで、北側にある隣家の陽射しを遮らないようにして北側斜線の制限があっても3階建てを可能にしました

更に屋根の一部を透明な板にすることで、自身の家の日当たりの悪さも解消しました。

ゾーニングでは3階が子ども部屋となり、《広い子ども部屋》という要望をクリアしました。

 

4. 壁面収納と外断熱

《大容量の収納》を実現するために、壁の板を張らず構造体をむき出しにして、そこに収納ができるような壁面収納を家の壁一面に取り入れました。

そして壁の板を張らないのでその中に当然入っているはずの断熱材はどうするかというと…。

断熱材は外側につける外張り断熱を採用!

なんと建築法的に家の面積は柱の中心で結ぶ線となっているので、断熱材を外側につけても建ぺい率は同じとなり可能なのです!

これで断熱性能をクリアした《快適な家》の要望をクリアしました☆

5. 吹き抜けにハンモックネット設置でLDKが明るく

二階が全てLDKで、二階に明かりを取り込むために二階の天井の一部分(つまり三階の床の一部分)をくり抜いてそこにハンモックネットを張る、という斬新な手法をとっていました。これで《明るいLDK》が可能となりました。

6. なんと旗竿の土地の部分に桟橋型のバルコニーを建設

これはかなりレアケースだと思いますが、《広いバルコニー》は旗竿の土地の部分に家から桟橋のようにバルコニーを設置するという手法で実現しました!!!

すごい!!そんなのアリ?!

テレビの中でもその部分がクイズとなっていました。隣接する家の方の許可が必要な設計だったので、全ての方に可能な方法ではありませんが、こんな考え方がありなのか~!とビックリしました。

 

 

まとめ

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いかがでしたでしょうか。

今回の放送を見て、「狭い土地に希望の間取りを相場よりも安い価格でつくってもらいたい…。」そんな要望があったとしても、叶えてくれるハウスメーカー工務店の設計士さんはいるのだということを知ることができました☆

物価高と光熱費の値上げのダブルパンチで、今から家を買おうと考えている方の中には「家を買えるんだろうか」と弱気になってしまった方もいらっしゃると思います。。

しかし私はこれからだからこそ、家を買う時代だと思っています。

家の基準が変わった2022年、また耐震以上に《断熱性能》を叫ばれるようになった最近の風潮は、良い家をつくることが当たり前となる時代がやってきていると感じます(*'ω'*)

ぜひ令和の、これからの家づくりを楽しみましょう🎵!!

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今回もお付き合いいただき、 ありがとうございました☕

それではまた!

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