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こんにちは、おうちブログです。
今日は少し怖い話。ウレタンの断熱材の家の危険性についてお伝えします。
2022年に断熱性能等級の改定があり、今までは断熱性能等級1~4までだったのが、新たに等級5~7が新設されましたね。それまでは断熱等級4が最高等級でしたが、今では断熱等級7が最高ランクとなりました。
このように最近は断熱・気密性の高い家づくりが当たり前になりつつある風潮ですが、その断熱・気密性にばかり目がいってしまい、肝心な安全性については疎かになっているような気がしています。
今回はその断熱材の一つ、吹付ウレタンフォームについてお伝えします。
今回の記事は、これから家を購入する方には、全ての方に考えてほしい内容です。ぜひご覧ください(`・ω・´)
ウレタン断熱の危険性とは
まずは吹付ウレタンフォームとはどんな断熱材なのかについての説明と、なぜ危険なのかをお話します。
ウレタンフォームとは?
ウレタンフォームは、ポリウレタンフォームのポリを省略した呼び名です。原料はポリオールとイソシアネートを混合させて反応させた熱硬化性樹脂です。
簡単に言うと液体薬品を化学反応で膨らませて固めたもので、食器を洗うスポンジをイメージしてもらうとわかりやすいかと思います。
スポンジは軟質ウレタンといって柔らかいですが、断熱材に使われるものは硬質ウレタンといって硬いものです。
吹付発砲ウレタンとは何か?
先ほど説明したウレタン樹脂に発泡剤(フロンガスなど)を加えて発砲させ、それを壁や天井に吹き付ける断熱工法です。
発砲ウレタンには発砲スチロールのように柔らかい軟質のもの(軟質ウレタン)と、住宅の断熱材で使われている発砲が終わるとプラスチック程度の硬さに硬くなる硬質ウレタンがあります。
危険!燃えた際に有毒ガスが発生する
吹付発泡ウレタンの断熱材を避けたい理由の一番はコレです。
万が一火災に遭った場合、ウレタンの原料のイソシアネート(※)により有毒ガス(シアン化合物)が発生する可能性があります。
※イソシアネートとは、皮膚や粘膜、呼吸器に有害であり、吸入した場合、呼吸困難や肺機能の低下に繋がる有害化学物質です。また皮膚接触した場合でも、ごく希薄でも感作され、人体に強い影響を受けるとされています。
有毒ガスを吸った事によって逃げ遅れてしまう可能性や、吸っただけで人体に多大な影響が出てきてしまう、という危険性のある素材なのです。
しかし今の主流は発泡ウレタン…なぜ?
これについては『グラスウールと比較するとメリットが多いと思われているから』なのではないかと考えています。
グラスウールの最大のデメリットは、時間の経過と共に重力で下に落ちてきてしまう可能性がある点です。
グラスウールは簡単にイメージしやすいように説明すると、ガラスを繊維状のわたあめのような状態にし、それを袋に詰めたものを壁や天井に敷き詰めていく施工なので、経年変化で下がってくることがあります。
それに対して吹付ウレタンフォームは吹付なので壁や天井に吹き付けたものがびっしりくっついている状態です。なので重力で落ちてくることがありません。
施工も吹付ウレタンは吹き付けるだけなので隙間をつくりにくく、グラスウールのように施工する大工さんの腕によって良し悪しが分かれることもないと言われています。
そしてそれをメリットとして吹付ウレタンは断熱材として優秀である、と謳っているハウスメーカーも多いと思います。
グラスウールに対して吹付ウレタンが登場したことで、少し言い方が難しいですが、今の住宅建築の断熱材の流行りのようなものでよく使用されているのかなぁ、、と私は感じています。
実際、新築建売住宅で今まさに施工中の物件についても、建設している家の特徴としてはっきりと《吹付ウレタン断熱を使用》と書かれている物件も多くあります。
ウレタンを使っていることを隠すこともなく、むしろ住宅のメリットとして表記されているように感じます。
国内でも海外でも議論されている
海外ではウレタンフォームの使用を議論するフォーラムも過去に開かれています。そしてEUの国々では様々な理由はあるにしろ、ほとんどの地域でウレタンフォームは使用されていません。
国内でもウレタンフォームの使用について警鐘を鳴らしている記事を複数見かけました。
危険性についての認識が統一されていない
しかし、ウレタンフォームのメリットである耐候性、断熱性、遮音性などのみ記載されていて、デメリットとしては高額である、などの事しか書かれていない記事も多くあるのも確かです。
また最新の吹付ウレタン断熱は、有毒ガスや燃えやすいとされているデメリットを改善されている、フロンガスも使用していない、などと書かれている記事もあります。
一体、今の現状を適切に表している内容はどれなのか。。
住宅性能全体がここ数年で格段に良くなっているのは確かです。
しかしウレタンについては火災が起きた場合有毒ガスが発生すること、また日常においてはウレタン断熱材が日常的に高温&寒冷という気候の影響を受けて気化し、住む人の人体への影響があるとされた場合、
「現在は改良されているものもあります」という曖昧な情報だけではあまりにもお粗末ではないでしょうか。
ウレタン断熱を使って建てた家を購入したいと考えるなら、そのウレタン断熱はどのような特徴があるのか、危険性はないのか、などをしっかりと担当者に確認するべきだと私は思います。
断熱材の素材としておすすめできるのは?
では他の断熱材でおすすめできるものは何か?というと、ガラスが原料のグラスウールや石が原料のロックウールなどがおすすめです。
それぞれメリット、デメリットはありますが、燃えた場合に有毒ガスが発生することはありません。
ウレタン不使用のハウスメーカーはココ!
そこで、私が各ハウスメーカーの担当者に電話もしくは直接お会いして「我が社はウレタンは使っていません」とお聞きした会社を、ここに載せておきます。
載せていない会社は直接確認できていない場合と、ウレタンを使用している会社の場合がありますので、ご了承ください。
あくまでも私が直接お聞きして、標準仕様ではウレタンを使っていないと聞いた会社のみです。(オプションでウレタンを採用したいと申し出た場合、要望が通るかなどは不明ですのでこちらもご了承ください。)
【ウレタン断熱を標準仕様していないハウスメーカー】
- 住友不動産
- アキュラホーム
- オープンハウス
少ない情報ですが参考になればと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ウレタンについてはかなり長い時間をかけてずっと調べています。
数年前の工場の火災事故も、ウレタンが原因で死亡者が出たのではないかと報道されていました。
火災が起きる確率なんて、、と考えるのではなく、
もし起きた場合取り返しのつかないことになってほしくないからちゃんと考えたい、、と私は思います。
国土交通省が許可すれば、日本では当然のようにいろんなものが日常に取り込まれ使われていきます。しかし、それが数年後に問題になったりということも過去に幾度となくありました。
間違うことがいけないのではなく、不安に思うことが出てきたら一度立ち止まって皆で考えたいなと、そして命に関わる事なら尚更、慎重に考えていきたいなと思います。
これからもウレタン断熱については調べていくつもりです。
皆さんもぜひ、考えてみていただけると嬉しいです。
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出典・参考
コージーベース㈱公式サイト 2022年1月21日、2021年12月7日の記事
断熱材.jpHP 「断熱材の発砲ウレタンについて」
旭川医科大学HP 「環境に広がるイソシアネートの有害性」
大東住宅(株)公式サイト「発泡ウレタン断熱の危険性?」
(株)セレクトホーム公式サイト 「吹付断熱は間違いなく危険〜イソシアネートの有毒性〜」
より
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